宗岡みらい内科ハートクリニック|循環器内科 内科 生活習慣病・心臓病・糖尿病 志木市

2024年4月開院予定

脂質異常症のセルフチェック・診断基準

セルフチェック

「脂質異常症が気になる」という方は、セルフチェックをしてみましょう。

長い期間の生活習慣で、下の項目が多ければ、脂質異常症の可能性が高くなります。

  • 1. 揚げ物や肉料理をよく好む
  • 2. 習慣的にお酒をよく飲む
  • 3. 卵、卵料理をよく好む
  • 4. 野菜をあまり摂っていない
  • 5. 魚をあまり摂っていない
  • 6. 早食いなほうである
  • 7. 間食をしたり、夜食をよく食べる
  • 8. お菓子などの甘いものが好きである
  • 9. 日常的に運動をしていない
  • 10. タバコを吸っている

これらが多く当てはまると脂質異常症の可能性が高くなります。

心配な方は、血液検査でLDLコレステロール、中性脂肪、HDLコレステロールの値の検査を行いましょう。

脂質異常症の診断基準は?

脂質異常症の診断基準は、下の表になります。

空腹時採血(食後10時間以上)で血液検査を行います。

基準値 診断名
LDLコレステロール 140 mg/dl以上
120~139 mg/dl
高LDLコレステロール血症
境界型高LDLコレステロール血症
HDLコレステロール 40 mg/dl未満 低HDL血症
中性脂肪 150 mg/dl以上 高中性脂肪血症
Non-HDLコレステロール 170 mg/dl以上
150~169 mg/dl
高non-HDLコレステロール血症
境界型高non-HDLコレステロール血症

Non-HDLコレステロール血症とは

境界域高LDLコレステロール血症、境界域高non-HDLコレステロール血症

冠動脈疾患(狭心症、心筋梗塞)の高リスクであるか評価して、治療の必要性を検討します。

最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。

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