脂質異常症のセルフチェック・診断基準
セルフチェック
「脂質異常症が気になる」という方は、セルフチェックをしてみましょう。
長い期間の生活習慣で、下の項目が多ければ、脂質異常症の可能性が高くなります。

- 1. 揚げ物や肉料理をよく好む
- 2. 習慣的にお酒をよく飲む
- 3. 卵、卵料理をよく好む
- 4. 野菜をあまり摂っていない
- 5. 魚をあまり摂っていない
- 6. 早食いなほうである
- 7. 間食をしたり、夜食をよく食べる
- 8. お菓子などの甘いものが好きである
- 9. 日常的に運動をしていない
- 10. タバコを吸っている
これらが多く当てはまると脂質異常症の可能性が高くなります。
心配な方は、血液検査でLDLコレステロール、中性脂肪、HDLコレステロールの値の検査を行いましょう。
脂質異常症の診断基準は?
脂質異常症の診断基準は、下の表になります。
空腹時採血(食後10時間以上)で血液検査を行います。
基準値 | 診断名 | |
---|---|---|
LDLコレステロール | 140 mg/dl以上 120~139 mg/dl |
高LDLコレステロール血症 境界型高LDLコレステロール血症 |
HDLコレステロール | 40 mg/dl未満 | 低HDL血症 |
中性脂肪 | 150 mg/dl以上 | 高中性脂肪血症 |
Non-HDLコレステロール | 170 mg/dl以上 150~169 mg/dl |
高non-HDLコレステロール血症 境界型高non-HDLコレステロール血症 |
Non-HDLコレステロール血症とは
- 1. Non-HDLコレステロール = 中性脂肪-HDLコレステロールとして、計算できます。
- 2. 中性脂肪が極端に高い値の人や、朝ごはんなど食事をとった人に用いられることがあります。
境界域高LDLコレステロール血症、境界域高non-HDLコレステロール血症
冠動脈疾患(狭心症、心筋梗塞)の高リスクであるか評価して、治療の必要性を検討します。
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。
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