宗岡みらい内科ハートクリニック|循環器内科 内科 生活習慣病・心臓病・糖尿病 志木市

2024年春開院予定

冬に多く、命に関わるヒートショック

ヒートショックとは

ヒートショックとは、急激な気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることを言います。

この血圧の乱高下に伴って、脳卒中、急性心筋梗塞、大動脈解離、急性心不全などの病気を発症します。

ヒートショックは、冬の寒い時に起こる恐ろしい症状で、毎年多くの方が命を落とします。

冬は、暖かい場所から寒い場所に移動する機会が多いため、寒さで血管が縮んで、急激に血圧が高くなります。

逆に、寒い場所から暖かい場所に移動すると、血管が広がって急に血圧が下がり、血圧が何回も変動して血管に負担をかけます。

この血圧の変動は心臓に負担をかけて、脳卒中、心筋梗塞、心不全を発症しやすくなります。

ヒートショックになりやすい人は?

血圧が急に下がることで、めまいやふらつきなどの症状が起きて転倒してケガしたり、湯船で気を失って溺死する危険性もあります。

ヒートショックが起こりやすい場所

下記のような屋内で寒暖差がある所で、冬の冷え込んだ日にヒートショックが起こりやすいです。

  • 脱衣所
  • 浴室
  • トイレ

ヒートショックにならないためには

ヒートショックの予防は、血圧を乱高下させないことです。

屋内で寒暖差を作らないことが大切です。

具体的には、下記の点を意識すると良いでしょう。

脱衣所

浴室

トイレ

万が一のヒートショックに備えて

お風呂にいく前には、ご家族などに一言かけてから、入浴する習慣をつけましょう。

最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。