狭心症の検査とは?
30秒でわかる簡単狭心症セルフチェック
「狭心症かな?」「狭心症が心配」と思われた方は、セルフチェックしてください。
労作性狭心症のセルフチェック
階段を登ったり、早歩きをしたり、坂道を登ったりと、心臓が「バクバク」した時に、以下のような症状は出ませんか?

- 胸が締め付けられるような痛み
- 胸が重たいような、圧迫される痛み
- 冷や汗がひどくなり、気が遠のく感じがする
- 左肩、アゴ、奥歯、首、みぞおち、背中に抜けるような胸の痛み
- 息がつまるような痛み
1つでも当てはまったら「労作性狭心症」の可能性があります
特に、高血圧、糖尿病、LDLが高い、喫煙歴がある、家族に狭心症や心筋梗塞がいる、慢性腎臓病がある方は、さらに「労作性狭心症」の可能性が高くなります。
冠れん縮性狭心症のセルフチェック
朝方に寝ているとき、午前中で心臓が「バクバク」していない時に、
- 胸が締め付けられるような痛み
- 胸が重たいような、圧迫される痛み
- 冷や汗がひどくなり、気が遠のく感じがする
- 左肩、アゴ、奥歯、首、みぞおち、背中に抜けるような胸の痛み
- 息がつまるような痛み
1つでも当てはまったら「冠れん縮性狭心症」の可能性があります。
心配な方は受診しましょう
「狭心症かな?」「狭心症が心配」という方は、循環器内科に受診しましょう。
狭心症の検査

狭心症かな?と思ったら、まずは以下の項目をチェックします。
- 血液検査で心臓の筋肉の障害程度
- 心電図で特徴的な変化
- 心臓超音波で、心臓の筋肉の動き具合
大事なことは、これら3つの検査はよほど重症な狭心症ではない限り、狭心症があっても検査異常がない場合が多いことです。
これらの検査で異常になったら、すでに重症な状態や緊急性がある兆しです。
重症および緊急性のない狭心症を診断する検査
重症および緊急性のない狭心症と診断するため、少しからだに負担をかける検査が必要となります。
- 運動負荷心電図
運動しながら心電図の変化をみます。 - ホルター心電図
1日簡易型心電図をつけて記録します。冠れん縮性狭心症に有用です。 - 心臓CTスキャン
造影剤を使って、冠動脈の動脈硬化程度と狭さをみます。 - 心臓核医学検査
心臓に取り込まれる放射性薬剤を投与して撮影します。 - 心臓カテーテル検査
カテーテルを手首などから入れて、冠動脈を撮影します。
医師から詳しい説明を受けましょう
狭心症と診断するために、色々な検査があります。
それぞれの検査に長所・短所がありますので、1人ひとりの状態に合わせて適切な検査を選択します。
また、検査結果については、医師から詳しい説明を受けるようにしましょう。
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。
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