宗岡みらい内科ハートクリニック|循環器内科 内科 生活習慣病・心臓病・糖尿病 志木市

2024年4月開院予定

痛風とは?1分で誰でもわかる痛風

痛風とは

痛風とは、関節の中や関節の周囲に尿酸結晶が沈着して急性炎症を起こし、激痛を伴います。

「風が吹いただけでも、痛い」と例えられています。

痛風の特徴

尿酸値が高いと指摘されて、5年くらい経過すると痛風発作を起こしやすくなります。

注意

痛風発作中の尿酸の値が低いこともあります。

したがって、発作中の血液尿酸値は必ずしも高くはありません。

どんなときになりやすい?

と報告されています。

痛風の前兆

激痛が来る前に、関節が、

があることが多いです。

尿酸値が高いと指摘されて5年以上経過している場合は、痛風発作の前兆かもしれません。

痛風のときの薬は?

痛風発作で痛みがあるとき、治療をしないと3日くらい痛みが変わらず、7日後も大半は痛みが続いていると言われています。

痛風の痛みは強く、生活の質が落ちるので、原則的にお薬の治療となります。

痛み止め薬(多くは消炎鎮痛剤)をできるだけ早く開始して炎症を抑えます。

症状が無くなったら、速やかに中止します。

腎臓が悪い場合は、消炎鎮痛剤ではなく、ステロイドを使用することもあります。

痛みが落ち着いて、炎症が治まったら血液中の尿酸のコントロール(目標尿酸値6.0mg/dl以下)をしないといけません。

尿路結石発作を発症させないためには

痛風の重要な合併症である尿路結石の予防には、飲水と尿をアルカリ化が大切になります。

最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。

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